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第12回巨大津波災害に関する合同研究集会

関西大学社会安全学部は、京都大学防災研究所自然災害研究協議会近畿地区部会と共催で2022年12月22日(木)、23日(金)に、「巨大津波災害に関する合同研究集会」を開催しました。本研究集会は、津波災害に関する研究に取り組む様々な分野の研究者や学生による学術的な交流を通じて、津波研究の発展と防災・減災に資することを目指して、2011年から毎年開催されています。

本研究集会では6セッション計34件の発表がありました。津波避難、防災教育などの社会科学的研究、津波数値解析モデルや被害予測手法などに関する工学的研究、津波堆積物や海底地すべりによる津波励起などの地質学・地形学的研究に加えて、2022年トンガ津波のメカニズム解明に向けた理学的研究、さらには、我が国における津波予報業務の展望や津波高、浸水域、被害のリアルタイム予測に対する新手法の提案などの内容について発表が行われました。日本各地から、対面で57名、オンラインで70名、合計127名が参加し、活発な議論が行われました。